さて、どうやら“新”模範にブレーキをかけるものはないようだ。それがまた、この12年間にわたる同じことの繰り返しだとしても・・・。

クレジットサイクルは暴落に至らないとされている。実際に起こるまでは、の話である。

下のグラフに、 ヨーロッパ、日本、 その他の世界国々を含む必要はないだろう。ほとんどが同じ様相なのだから。今日取り沙汰されるのは“未来”をどう示しているかということである。 

参考:Bloomberg

上のチャートとそれが示唆するものは以下にたどり着く:(笑いをこらえてほしい)

中央銀行やその他のグローバル“集団”が、コロナパンデミックの渦中に耐え忍んだ財務の成功は、今となってはウイニングランとも言うべき形で現れている。

これは投資家にとって、ウイニングランは青信号を伴って起こるという点で重要である。

”青信号“は、グリーン・ニュー・ディール、無能な地球温暖化対策、ユニバーサルインカムをはじめとする“現代”貨幣理論にとって“ゴーサイン”を意味し、それらはすべて無制限の紙幣発行によって支えられているのである。 

中央銀行自らが問題を自覚しておらず、彼らに解決できないものはないと信じている今こそ、このコロナでの「成功」を掲げるのだ。 

そうそう、マイナス金利を付け加えるのを忘れずにおこう。色々と期待することが多いようだが、マネーや救済がこうまで悠々とばらまかれているのをみると、なぜ我々は政府に税金を払わなければならないのかという理由を探すのに苦労する。

お気づきかとは思うが、影響がないというのは、理解しがたい点である。影響を引き起こす可能性についての見解はあとで述べることにしよう。

話をチャートに戻そう。

収益崩壊が株価を史上最高値に持っていくとは!

さすがに持ちこたえられるか・・・

心配はいらないようだ。こちらをみると、青信号のようだから・・・

これは取るに足らない。

こっちはまずい・・・ 

アメリカは債務を増やすのが好きなようだ・・・

外国人はそうではないらしい・・・

この“回復”を喜ぶ前に、ある疑問点を見ておく必要があるだろう・・・

最後の回復の言葉は、溌剌とし、手に汗を握るソフトバンクの孫正義に捧げよう。

幸せを楽しもう・・・